こんにちは、東工大弓道部です!
今回は弓道部に入部した後、実際に弓を引けるようになるまでの流れについて紹介していきたいと思います。
弓道は主に安全上の観点から入部直後にいきなり弓を引くことはできません。初心者の練習は弓矢を用いずに行うことが一般的であり、東工大弓道部では的前(的に向かって弓引く)に上がるまでにすべての新入生(経験者も含む)に以下5つの段階を順に踏んでいただきます。
以下に紹介する練習は的前に上がったあとも自分の射を分析、もらった指導を振り返る上で重要な練習であり上級生も度々行っています。
① 徒手
まず手に何も持たない状態で弓道の型を学びます。少し長めにした紐を用意して、それを矢に見立てて練習します。
慣れない体の動かし方や初めて聞く弓道用語に戸惑うかもしれませんが、上級生が付きっきりで分かりやすく指導するので心配無用です!
② ゴム弓
次に「ゴム弓」という器具を用いて弓の引き方を学びます。ゴムの負荷がかかった状態でも型どおりに引くことができるかがポイントです。
③ 素引き
ゴム弓の段階を終えたらいよいよ本物の弓を用いて練習します。ゴム弓とは異なり弓の発揮する力に従って弓を引くことが重要です。
また、道具としての弓の管理もここで学びます。自分好みの道具を見つけることも弓道の魅力の一つです。
④ 巻藁
素引きができるようになったら、弓に矢をつがえて目の前に設置された巻藁を射る練習を行います。
上手く弦を離して矢をまっすぐ飛ばすという弓道において大切な技術を学びます。
⑤ 的前
上の段階を終えたら、そのタイミングで初的前を行います。初的前とは文字通り初めて的前で引くというものです。一手(矢2本)引くのですが、ここで中てるのは経験者でも難しく、もし的中を出せれば5年ぶりとなります!
もしかしたら先輩方が奢ってくれるかもしれないですね笑
その後は上級生と同じように28m先の的に射る練習をします。
最初は安土(的がかけてある場所)に矢を届かせるだけでも大変ですが、的に中った時の快感は格別です!
コメントを残す コメントをキャンセル
このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。
1 Comment
毎年新入部員の何割ぐらいが未経験者なんでしょうか?